(ソウル=連合ニュース) ワングギルファン記者 = 1993年日本に進出した韓国人が韓国製の家電製品を自衛隊に納品する.

日本政府機関に家電製品などを納品して海外輸出をする流通業社である(株)永山の張永載(43)会長は 5日訪韓し
“先月、自衛隊が発注した洗濯機 380台(1千330万円分)に対する入札に韓国製の洗濯機を入れる条件で応札, 最終契約を取った”と “自衛隊に韓国製品が公式的に納品されることは今回が初めて”と言った.

張会長は “洗濯機は今月内に全部自衛隊に納品する”と 洗濯機は韓国の大宇電子製品だと明らかにした.

彼は “今回の契約成功のために 7年間の努力をして来た”と “韓国商品が初めてで 「日本製品と同等商品」と認められて自衛隊に納品の道を開いたというところに大きい意味がある”と説明した.

張会長は “自衛隊に納品できるのは日本製品でなければ 大変難しいことであることと、また一つの成果なら今回の契約で自衛隊から韓国製の商品を納品しても良いという `入札認証’を受けたことである”と言った.

(株)永山は政府機関と自衛隊などに日本製品を納品して, アメリカ, 香港などに海外輸出をし、年間 134億円(1千500億円程度)の売上げを上げている.

この会社は今回の納品に引き続き韓国製タイヤを自衛隊に納品する目標を立てている. 張会長は “今まで自衛隊が要求するビデオカメラ, デジタルカメラ, 洗濯機, 冷蔵庫など一般家電製品を主に納品したが, これからは消耗量がすごく多いタイヤを韓国製のタイヤで納品したい”と明らかにした.

契約締結と関わり, 張会長は “倦まず弛まず積んできた人脈と信頼, 絶え間ない緊張と危機意識などが土台になり日本市場進出でこの部門は事業の成敗を割る要因だ”と強調した.

順天生まれである張会長は順天大機械工学科を卒業後、教授の紹介で破壊工学を学ぼうとし渡日したのがきっかけで 1995年から事業に跳び込んだ. 家電製品流通業と貿易業, 東京, 大阪, 別府など日本主要都市 7ヶ所に ‘エイサン免税店’を運営する張会長は免税店業界ではラオックス, Ishimaruなど日本企業を追い抜け売上高 1位だ.

彼はただの 300万ウォンを持って日本に渡り日本最大電子街並である秋葉原駅に 4階位の売場を所有した `成功したニューカマー’で知られている.