永山張永軾会長’誇らしき順天大人’栄誉
永山張永軾会長’誇らしき順天大人’栄誉

海外進出が生きる道…後輩を留学・就職後援約束

(ソウル=聯合ニュース)順天大を卒業した生粋の順天っ子が20年過ぎた今、日本の免税店業界の強者となり中国、アメリカ、シンガポール、ドバイなど

国際舞台でビジネスを手掛ける韓商になることができたのは夢があったからです。後輩達が大きな世界で自身の志を成し遂げられるように一生懸命応援します。

日本で花開いた永山グループの張永軾(48)会長は去る14日国立順天大開校80周年記念式において’誇らしき順天大人’に選ばれる名誉を受けた。

張会長は15日日本出国に先立ち聯合ニュースとのインタビューで”より一層事業に邁進し母校を輝かせてくれという大きな激励をいただいて感謝する”としながら

”20年前の現実に安住することなく大きな舞台で活躍して見せる’と決心し日本に渡って来たのが今の私を形作ったのです。

順天大機械設計工学科出身の張会長は東京、大阪、広島など17ヵ所の地域に免税店を運営し2億5000万ドルの売り上げを叩き出す巨商である。

彼は日本進出20年間積み上げた人脈とビジネスノウハウを活用し韓国優秀中小企業の製品の日本進出と日本企業の韓国への投資を手助けするなど両国間交流の通路の役割を果たして来た。

故郷にも投資している。昨年、全羅南道順天に電動アシスト自転車工場を設立し、この3月からは製品を生産して日本と韓国国内で販売している。

世界韓人貿易協会(WORLD-OKTA)副会長として次世代育成の先頭に立つ張会長は故郷の後進育成も積極的に進めてきた。’泰山奨学会’を設立して10年目、奨学事業を推進しており、

順天大にも永山奨学金を助成して後輩達の学業を支援している。

順天大は彼を’誇らしき順天大人’に選び、”張永軾同窓生は日本留学時代に飲食店の鉄板洗い、新聞配達アルバイトをし、徒手空拳で会社を起業して、

ソニーの輸出用製品販売日本1位の業者に成長させたジャパンドリームの代表走者として多様な分野で社会発展の一助を成した功労を認める”と発表した。

張会長は”故国の青年就業長期不況は海外進出で突破口を作れる”としながら”今後、後輩達が海外に留学したりとか、就職する時に激励金を支援しノウハウを伝授することに注力する”と後輩愛を表明した。

成功の秘訣はとの質問に張会長は”機会のあるごとに大きな夢を見たおかげ”と語った。続いて彼は”東京の会社執務室に’すぐやる、できるまでやる’という言葉を掲げ、

事業意思を燃やした”と言い”成功の秘訣は実行力であり、夢を描いたらすぐ実践に移すことが大事だ”と強調した。

固有資源の少ない我々が生きる道は海外進出です。海外進出は見知らぬ土地での競争のため、怖さもあるが、市場も広くビジネスチャンスも多いのです。

視野を海外に広げ挑戦する後輩がもっと出てきてくれればいいですね。”

順天大は社会発展に大きく寄与し、順天大の名誉を高めた同門や順天大に奉職して、社会各分野に卓越した業績を残した人間を’誇らしき順天大人’として選び嘗牌を授与して来た。

2000年から今まで13名が選ばれ、この中で海外の同門としては張会長が初めてである。